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『ラスト・タイクーン』 感想(3) [宝塚歌劇]


感想(1)はコチラから、感想(2)はコチラからお入りください。


場面は変わって、撮影所の廊下。イライラした足取りで脚本家のワイリー・ホワイト(芹香斗亜)が出てきます。どうやら、モンロー(蘭寿とむ)に書き直しを命じられた様子。

上手袖からブツブツ言いながら出てくるのですが、芹香は毎回「これのどこを書き直したら良いって言うんだよ、くそっ」とか、「もう、これで何回目だよ」とか、「やっぱり火事の場面は縁起が悪かったかなぁ」(←前場が火事の場面)等、さりげなくアドリブを変えていました。

いくつかパターンを準備しているのだと思いますが、そのパターンの多彩さには脱帽!お芝居が好きなんでしょうね。

そこでちょうど、セシリア(桜咲彩花)が行き合います。モンローから3度目の脚本書きなおしを命じられたと愚痴をこぼすワイリーに、「それだけそのシナリオにこだわってるって事でしょ」と答えるセシリア。この台詞を聞いた時は、モンローの映画作りに理解を示しているんだなぁ~と思ったのですが…。その後がね~…。

演出家によるセシリアの人物造形が、私はちょっと納得できなくて…。

後々いろいろと出てくるのですが、言動がどんどんちぐはぐになっていって、全く共感できないのですよ。それでも嫌にならずに観られるのは、セシリアを演じた桜咲の真摯な演技のおかげだと思います。

セシリアはモンローをパーティーに誘ったそうなのですが、仕事を理由に断られた様子。そこでワイリーが代わりにセシリアを誘います。大物プロデューサーの娘に対して「モンローみたいに自分のユニットが欲しいんだ」と無邪気に野心を言ってみせるワイリーですが、セシリアの事は、それ以上のものを感じているんだろうなと思わせる出来。

セシリアに軽くあしらわれたワイリーは、モンローによる「強硬手段(スチームローラー)」によってユニットを解雇されたライディングウッド(紫峰七海)に声を掛けられます。

ユニットから外されて、撮影所を去ることになったライディングウッドですが、幸い、他社のプロデューサーから声をかけられて、どうやら生活には困らないようです。

他社のプロデューサーの名前を聞いて、観客はそれはモンローのフォローだと気付きますが、勿論ライディングウッドは知りません。

ライディングウッドは、「お前も考えた方が良いぞ」と言いながらワイリーの肩を意味深にたたくのですが、紫峰はここのタイミングが一定でないのが気になりました。「お前も」のところで肩をたたかないと、意味を持たせられない台詞なのですから、うまくタイミングを合わせて欲しかったな~と思います。





場面は変わって、モンローと秘書ケイティ(桜一花)が撮影所の廊下を歩いています。歩きながら、モンローは昨夜の火事の時に出会った、亡き妻に生き写しの女性(蘭乃はな)の連絡先を調べるように依頼します。

「やはり警察に引き渡したのは失礼だった。お詫びがしたいんだ」と言うモンローの目がいつになく泳ぎ、手持無沙汰にネクタイを触ります。実は違う理由があって、それをケイティに悟られたくないのか、絶対にケイティと目を合わせようとしません。

これまで、人と話をするときは絶対に相手の目を見ていたモンロー。この時に限って、全くケイティの目を見ようとしないのです。この作品の中で、彼が初めて仕事の中で私情を見せた瞬間、かもしれません。

もう~、こういうところが蘭寿は本当に巧い!そして可愛い!!(←なぜそうなる)

ここで、ケイティが、モンローにある話を切り出します(←この時は、きちんとケイティの目を見るモンロー)。『千夜一夜物語』のカメラマン、ピート・ザブラス(悠真倫)が撮影所内で飛び降りた、と。

驚きのあまり、思わずケイティに詰め寄るモンローですが、命に別条なしと聞いてホッと一息。後で見舞いに行くと言い残して、彼は自分の戦場―重役会議に出席します。

ここの演出は大好きです!

盆セリが回りながら「後で会いに行くよ」とケイティに言い残していくモンロー。照明がいったん外れるのかと思いきや、蘭寿が装置の影に隠れるまで照明はずっと蘭寿を追い続けます。その中でキュッとネクタイを締め直す蘭寿の横顔の美しくて凛々しいこと。

いったん隠れたと思ったら、舞台中央に設置された大きな扉を両開きにしてモンローが会議室に登場。「お待たせいたしました」の一言も、シビレます!

白くて大きなテーブルには、すでに社長のマーカス(高翔みず希)やブレーディ(明日海りお)、フライシェーカー(瀬戸かずや)、モンローのアシスタント・プロデューサー、ボルビッツ(月央和沙)などがそろっています。

映画製作の方針をめぐって激しく対立するモンローとブレーディ。その様子を、他の出演者たちが歌とダンスで表現されます。

途中、瀬戸や月央ら、ピックアップメンバー4名がテーブルの上でダンスを踊るのですが…テーブルの上に土足で上がるのはどうだろう…と思ってしまうわたくし。

モンロー追放を画策するブレーディは、モンローのユニットから提出されたという要求書を突き付けます。そこには労働時間の厳守、最低賃金と地位の保障、そして労働組合(ユニオン)の結成を認めること―が書かれており、他の重役たちは騒然とします。

ちらっと調べただけなのですが、この舞台の時代設定である1935年は、アメリカ合衆国で全国労働関係法(ワグナー法)が制定された年なのですね。

この法律によって労働者の最低賃金、最高労働時間、労働者の団結権と代表者による団体交渉権を保障し、不当解雇、御用組合、差別待遇が禁止されました。また雇用主による不当労働行為(労働者の団結権や団体行動の自由に対して、使用者が侵害または干渉などの妨害行為を行うこと)の禁止を規定しました。

その背景があったからこそ、モンローのユニットから出たというユニオン結成の要求に、重役たちが一様に凍りついたのですね。まだ制定されたばかりだからこそ、先が読めないことに対する恐怖もあったことでしょうし。

モンロー、重役たちの衝撃を表現するかのように、上手で月央、下手で瀬戸と夕霧ら(かな?)が「そんなことは断固許されない」と踊るのですが、この場面のよっち(月央)が、めっちゃカッコいいです。

同じく踊る瀬戸もめっちゃカッコいいのですが、いかんせん下手端の蘭寿さんからかなり離れた場所で踊っているので、オペラでも目視でも捉えることができません。どうにかしてください生田先生(←今更言われても)。

ブレーディとフライシェーカーはこれを機に、一気にモンローを潰そうとしますが、モンローの強気な態度は崩すことができませんでした。

ここの、瀬戸@フライシェーカーの演技も要チェックですよ~!モンローが「必要ないなら、僕を切れば良い」と言った瞬間、その背後に立っているフライシェーカーはかすかに口許をゆがめて笑い、ほんの少しガッツポーズを作るのですが、次の瞬間、「僕以上に利益を上げた人間がいればね」とモンローに言い放たれて、ものすごい憎々しい顔で彼を睨みつけるのです。もう少しだったのに、残念だったね、瀬戸くん!(笑)

結果的に、マーカス社長はモンローの主張を認めます。これまで両手にポケットを入れてどや顔しまくっているモンローが、社長から声をかけられた瞬間にシュッと手をポケットから出すのが可愛いです(笑)。

モンローを追い詰め切れなかったブレーディ。彼はモンローにこう言います。

「会社からもスタッフからも必要とされなくなれば、映画を作ることも出来なくなる」。

その言葉を受けて、ブレーディの目をまっすぐ「肝に銘じておくよ」と答え、ニッと笑った後、さっさと会議室を出ていくモンロー。

この時の、「肝に銘じておくよ」の言い方と笑い方が、ふてぶてしいったらありゃしない!!でもカッコいいったらありゃしない!!(笑)

その後ろ姿を見送って、ブレーディは歌います。

もともと、モンローに映画作りを教えたのは、ブレーディでした。しかし「映画の神に愛された」モンローの天才的な才能や手腕はあっという間にブレーディを凌駕し、自分よりも遥か高みー「タイクーン」としての地位を揺るぎないものにしている…そのことに、ブレーディは激しい嫉妬心を抱き始めていたのです。

ここのソロは、東京公演になってからより凄みが増してきました。どんどん良くなっています。

東京公演では、歌の終盤で、最後のフレーズを歌いだす前に、ブレーディが手に持っている煙草を吸って煙を吐き出す…という演出が新しく加わりました。いったん吐き出した息をわずかな間で再び吸いこんで歌いだすなんて、息継ぎ難しいだろうなぁ、しんどいだろうなぁ…っていたら、中盤には元の演出に戻っていてホッとしました。

いくらカッコいい仕草だとは言え、演じるのは役者ですからね。「自分が見たいから」「カッコいいだろうから」という理由だけで演出をつけるのではなく、役者のしやすいように添って進めていくのも演出家の手腕の見せ所だと思います。

生田先生に思うのは、「自分が見たい光景」が、実際に舞台で観客に違和感を感じさせることなくできる光景か、出演者に負担なく見せることのできる光景かをきちんと見極める力をつけていただきたいな、ということでしょうか。そして、「見せ場」というのは、小手先の演出や豪華な装置や小道具、舞台機構を駆使すれば作り上げられるというものではない、という事も。





場面は変わって、ピート・ザブラス(悠真)の病室。ケイティ(桜)の案内で駆け込んでくるモンロー。この時、モンローがケイティの背中を軽く叩いていくのが、きちんと感謝の気持ちが籠っていて素敵です。

突然のモンローの登場に驚くザブラス。彼は、2年前から仕事を干されていたのでした。「視力が落ちて撮影できなくなった」と聞いていたモンローですが、ザブラスはそれを否定します。ここで観客は、本当の意味で「スチームローラー(強硬手段)」を実行していたのが誰なのかに気づきます。

ブレーディの意図を見抜いたモンローは、サブラスの復帰を約束します。躊躇する彼を力強く励ますモンロー。

「覚えているよ。『千夜一夜物語』の、ミナのクローズアップ」

こう言いながら客席を見上げる蘭寿の瞳は、まるでクリスタルのように無垢で、純粋にキラキラと輝いていて…。もう、この舞台で、この瞳の輝きを見ることはできないと思った瞬間、胸が詰まりました。

ザブラスが復帰を決意したところへ、ケイティが一枚のメモを持ってきます。昨夜の女性の連絡先でした。「後で連絡してみるよ」と、今度はきちんとケイティの目を見ながら微笑むモンロー。・・・素敵・・・。

ザブラスに別れを告げて、さっそく電話へ走ろうとするモンローを、主治医ベーア(天真みちる)が呼びとめます。

検診を受けてくれ、と懇願するベーアに向かって、モンローは軽やかに問いかけます。

「良くなっているんだろう?…だったら、それ以上は望めないな」。

そう言ってわずかに微笑んでみせると、モンローはベーアの前から立ち去ります。

ここの微笑もね、本当に何とも言えない気持ちになります。あんな微笑みを返されると、苦しくなって、何も言えなくなってしまいますよ。

会話を聞いていたケイティの問いかけに、ベーアは低い声で呟きます。

「もう、良くなりようがないんだ。限界が近い」。





そんな会話を背に受けながら、モンローは女性の家へ連絡し、なかば強引に約束を取りつけます。ところが、実はモンローが電話をしたのは、エドナ(仙名彩世)。モンローの勘違いで、もうひとりの女性のところへ連絡してしまったのです。

この時、モンローは上手スッポン、エドナは下手スッポンで演技をするのですが、これがテニスのラリーを見ているようで、楽しいです。とか言いながら、わたくしの場合は蘭寿さんロックオンですが(笑)。





2人が再会を約束したのは、ハリウッド最大のショークラブ「ココナッツ・グローブ」で行われた脚本家協会のパーティー。若手の撮影スタッフとともに、セシリア(桜咲)とワイリー(芹香)の姿も見えます。そう、セシリアがモンローを誘って断られたといのが、このパーティーだったのです。

ここの場面は、見どころ満載!

まずは、彩城レア、和海しょう、羽立光来という本気の歌手陣による歌。真剣(マジ)でシンガーそろえてきています。

そして、シガレットガールのキュートな踊り!カワイ子ちゃん(死語)に目じりが下がりまくりです☆

そこへ下手袖(客席から舞台に向かって左側)より入ってくるのが、エドナと友人の女性、キャサリン(蘭乃はな/二役)。おお、ついにその時がっ…と心浮き立ちます。

時を同じくして、反対側の上手袖より登場するのが、ケイティを伴ったモンロー。モンローはしっかりタキシード、ケイティはクリーム色の上品なドレス。セシリアはモンローの姿を見つけて愕然とします。

この時、モンローとケイティがやはりパントマイムで会話をしているのが毎回毎回、可愛くて見飽きません。

① ある時は「どう?似合うだろ?」と言わんばかりに蝶ネクタイをピッピッと抑えるモンローに、「似合いますわ~☆」と言うようにジェスチャーをして見せるケイティ。

② ある時は、「君のドレスも素敵だね~」と言うようにドレスを指し示すモンローに、「覚えていませんの?昨年の誕生日にあなたが贈ってくださったものですわ」というようにジェスチャーをするケイティ、「Ah、そうだったゴメンゴメン」とでも言わんばかりに額に手を当てて大げさに身振りをするモンロー。

③ ある時は、ケイティに全身を見せて「どう?変なところはないかい?」と尋ねているようなモンローに、「完璧ですわ~☆」というようなジェスチャーをするケイティ、それに対して、「当り前じゃないか、僕はいつだって完璧さ☆」と言わんばかりにセットしたサイドの髪をなでつけるモンロー。それに対して、「そうでしたわね☆」と言うように、ニッコリと笑って人差し指を立てるケイティ。

…楽しい!楽しいぞ、モンローとケイティ!!ていうか、楽しいぞ、らんとむと一花ちゃん!!(毎回、そんな妄想を繰り広げている自分も楽しいです☆)

そして皆様、大変長らくお待たせしました!!

「なぜか突然、キレッキレに踊りだす蘭寿とむ」の時間がやって参りましたよ~!!

部下のボルビッツ(月央)に誘われて、最初は「仕方ないな」と渋々風だったのに、いきなり切れ味鋭く踊り出す蘭寿さん@モンロー。

とにかくカッコいい!!とにかく素敵!!とにかくほれぼれしてしまいます。

そこへ居合わせたブレーディやボルビッツ、フライシェーカーやワイリー、アイザックなども対抗意識を燃やして参戦し、タキシード姿のマジカッコいい男役の群舞が展開されます。

その中でも、ひときわ蘭寿のダンスは素晴らしいです。キレッキレなのに、ターンは軽やかで、天に上げた指先はしなやかで。余計な力がまったく入っていなくて、それでいて決めるところは決まっていて、本当に素敵です。

勿論、モンローに負けまいとギラギラさせながら踊る若手男役たちも見ものですよ~☆

そうそう、このダンスの間も、クラブのフロアのいたるとことで細かい芝居が続けられています。私がいちばんオススメなのは、少しセリ上がった壇のテーブルにいる、やはり「チーム秘書」。

最初はローズマリーとバーディが座っていて、ダンスの間にケイティがそのテーブルに合流するのですが、モンローのダンスにブレーディが加わった時から、バーディが立ち上がって、そのダンスが終わるまで、じっとブレーディを見つめているのです。

観客は、2人が恋愛関係にあることを後に知ることになりますが、知ってから改めて観ると、バーディの切ない視線に胸がキュンとします。

また、このダンスが終わってテーブルに戻ったブレーディに声をかけるひとりの女性。脚本家のマーサ(毬花ゆめ)ですが、ブレーディに向かって、何かを必死に頼み込んでいる様子。その理由は、後に判明します。

モンローが男たちとひとさし踊った後、エドナが声をかけてきます。彼女の顔を見て、自分が勘違いしたと一瞬で悟ったモンローは、失礼なくらい落胆します。

モンローが求めていた女性が、自分の友人であると見抜いたエドナは、キャサリンを引き合わせます。

ここの、モンローとエドナの会話も好きです。

モンロー、自分の勘違いだと気付いた時からエドナの顔を見ようとしなくなるんですよね。亡き妻の幻影を追い求めての失敗を恥じる気持ちと、エドナに落胆した様子を見せないようにと、ちょっと自分のことでいっぱいになるモンローの人間らしさが出ていて、好きです。

そして、キャサリンを一目みた時の表情。我を忘れて駆け寄ってしまい、思わずキャサリンがのけぞるほどに詰め寄ってしまうモンローが、かわゆす☆

ちょうどそこへタイミング良く(笑)、ダンスミュージックが。半ば強引にキャサリンをダンスに誘うモンローが、強引で素敵…☆

キャサリンは「踊れませんわ」と言って断るのですが、持っていたケープをエドナにさっと取られて、モンローの誘いを受け入れざるをえなくなります。しれっとケープを奪ってしまうエドナの顔も見ものです。

キレッキレでタンゴを踊るモンローと、彼のエスコートで強引にダンスをさせられるキャサリン。彼女から一瞬も視線を離そうとしないモンローの真っすぐな瞳に、キャサリンもつい惹き込まれて…という場面が死ぬほど好きです。あんなに真っすぐ情熱的に見つめられたら、私ならそのまま抱きついて離しません!(←迷惑)

モンローが女性を踊る姿は珍しいらしく、ブレーディはじめ関係者の注目の的に。もちろん、セシリアも見ています。

「あの女は誰だ」と呟くブレーディに、ヴィヴィアン(華耀きらり)が答える「彼が踊るんだから、”ダイヤモンド・ガール”よ」という台詞が好き!ちなみにきらりちゃん、ここでは『カサブランカ』で野々すみ花が着ていたドレスをまとっています。このドレス、好きだったんだ~☆

ヴィヴィアンに連れられてタンゴを踊りながらも、キャサリンがミナに似ていることに気づき、「ちょ、あれ、あれ、ミナ・デービス!ほら、見たか?ミナ・デービスだぞ!」と、ヴィヴィアンに教えようとしているブレーディのあわあわっぷりがかわゆす(笑)。

そして、ワイリーに誘われてタンゴを踊りながらも、視線は決してモンローから離さないセシリアにも注目です。この世代の女子の一方的な想いって、一途だからこそどこへ暴走していくか分からない危険を秘めていますよね。

ダンスが終わった後、なおもモンローは強引にキャサリンに声をかけ続け、2人だけで会う約束をします。

この場面は、モンローとキャサリンが銀橋を歩きながら進められ、その間に本舞台では盆セリが回って場面が転換していきますが、ここでも最後の最後までお芝居している出演者にも釘付けです。

特に「チーム秘書」(←やっぱり)。

というか、あまりに色々な場所で色々な展開がありすぎて、仕方なくチーム秘書をロックオンすることにしたのですが…。毎回、やっぱり色々なことをしている3人が好き!仕事の上ではぎくしゃくしているかもしれませんが、やはりこういう時には同じ職務に就いている者同士、打ち解けるのでしょうね。

見たところ、いちばんのおしゃべりは、やはりケイティ。ローズマリーは酒豪&ヘビースモーカーらしく、いつもシャンパンをたくさん飲んで、煙草をふかしています(笑)。ワンショルダーのドレスが、いかにもハンサムウーマンといいた風情。バーディはいちばん控え目で、いつも2人のおしゃべりを微笑んで見つめている風情。

一度、ケイティが、2人に向かって、両手で大きな山を作って、波のようにうねうねと動かしていることがありました。な…何をしていたんだろう…。あれか、「象を飲み込んだウワバミ」の話でもしてたのかケイティ…。





モンローを踊ったことで人々の注目を集めてしまい、いたたまれなくなってクラブを飛び出たキャサリン。勿論、モンローは彼女を追いかけます。

この場面は、男と女のお洒落な駆け引きのようで、素敵です。今までにぎやかだった雰囲気が、夜風に吹かれたような静謐さを取り戻して、その中でやり取りされる会話。

「そう簡単には逃がしませんよ」という時のモンローの言葉と仕草がカッコよくて気絶しそうです。

それまで、つい彼女の腕をつかんでいたのに、「逃がしませんよ」と言うところで、あえて手を離すんですよ。逃げられるものなら逃げてみなさい、とでも挑発するかのように。またその時の蘭寿の視線が、熱くてね~!私なら「逃がさないでください!」って自ら腕を差し出すわ~☆(←あほ)

蘭乃@キャサリンの、「きっと幻滅させてあげるわ、タイクーン」の、「タイクーン」の言い方も好きです。この瞬間に入る効果音も好き。何かが確実に始まった、と思わせる、音の繰り返しが。

キャサリンと会う約束を取り付けたモンロー。銀橋を戻って、下手袖に入る時の笑顔が印象的です。再び何かを取り戻せるかもしれない、そんな期待に満ちた微笑み。


* * * * *


カーーーーッット!!

今回は、ここまで!

が…がんばれ私…!


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